奥出雲の気候の特徴は、朝晩の寒暖の差です。
そのおかげで、おいしいお米ができるのですが、ランナーの皆さんには少し迷惑な話かもです(笑)
なので、大多数の方には満足して頂いているエイドメニューですが、16時間の長丁場ですので、通過時間によっては「ここでこれは食べれない!」と言う意見も沢山耳にしました(涙)
奥出雲の食のプライドにかけても、今年は更に知恵を絞って、暑さ寒さ両方に対応できるよう準備しようと考えています。
奥出雲ウルトラおろち100㎞遠足大会は、地元の自治会や企業、学生ボランティアが中心となって支えている大会です。
そんなボランティアスタッフとの交流も、手づくり大会の醍醐味の一つ。
コース上で道案内をする走路員は、学生のボランティアスタッフの皆さんです。誘導しながら選手に励ましのエールを送ります。
各エイドポイントで選手を待ち構えるのは、地元自治会、企業のボランティアスタッフの皆さんです。疲れている選手に「頑張って!」と優しく声をかけるばかりでなく、時には「この先まだまだ登り坂ですよ~」と脅かしてみたり…、選手を飽きさせません。
ゴールでは、運営スタッフ、ボランティアスタッフ一緒になって選手をお迎えします。選手がゴールするたびに「お帰りなさい」のコールと拍手が鳴り響きます。
また、100㎞のコースの環境美化に、それぞれ周辺の住民さんたちが、コース環境整備に進んで取り組むなど、目に見えないお迎えをしております。
アップダウンの激しいコース設定となっていますが、日本の原風景とも言われる奥出雲の景色をご覧いただきながら、春の清々しい風の中を走れるコースとなっています。
おもてなし方は人それぞれですが、その思いは皆同じ。
「奥出雲を好きになってほしい」
出雲坂根駅(標高564m)から三井野原駅(標高726m)の高低差162mを、おろちがとぐろを巻く二重ループを一気?に疾走??…コース一番の難所を制覇してください。坂根駅を下って行く時には、”おろち退治”も完了です。
後は、一気にゴールを目指して一直線。上りの坂根駅を通り過ぎれば、上空には”真っ赤な橋”(三井野大橋)。新緑の中に浮かび上がる三井野大橋は圧巻です。上りきっての橋からの景色もお楽しみください。