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2016.12.2

全国の三沢の地名発祥の地 と トウトウの滝

エイド⑦「トウトウの滝」を少し越えた先、三沢の風情ある町並みを超えた先にあるのが、要害山です。

要害山の中腹にある湧水池は、どんな日照りでも枯れることなくこんこんと清水が湧き出ています。」出雲国風土記に所載された「三沢」の地名発祥の地で、大国主命の子で阿遅須枳高日子命(あじすきたかひこのみこと)が沐浴をして健康を取り戻したとされる由緒ある池と伝えられています。

この清水が湧き出る泉には、二つの説があります。一つは、三津田の「三津池」説(奥出雲町三沢(原田))、もう一つが、三沢城の「三沢池」説(奥出雲町河内)です。また、三沢(原田)にある三津田(光田)の「三津池」には、次のとおりのいわれがあります。 この三津池(光田ともいう)の三津池がある山を「三津田山」というそうです。ここは「寄りんさん」という杉の神木があります。ここは、全国の八百万の神々が、大社に行く途中に立ち寄られる場所と言い伝えられています。

その由来により、出雲国造が朝廷に神賀詞を上奏する際にみそぎとして使用した池といいます。現在は島根の名水百選にも選ばれ、若返りの泉として親しまれています。

要害山は、コースで通るわけではないのですが、全国の三沢の地名発祥の地として考えると感慨深いですね。

【トウトウの滝】
三沢川を流れる名瀑布と知られるこの滝は「滔々(とうとう)」という意味で、水が勢いよく、また豊かに流れるさまを形容して、「トウトウの滝」と呼ばれています。また、昔はたくさんいた三沢川のホタルが少なくなったことから、地元ではホタル再生プロジェクトを立ち上げて、ホタルの生育に適した環境づくりに取り組み、今では6月中旬から7月上旬にかけて、たくさんのホタルが乱舞し、幻想的な世界に浸されます。途切れることなく滔々と流れる三沢川のせせらぎと名瀑布の音が、三沢の郷の季節の移り変わりと、悠久の時の流れを感じさせてくれます。(出典:奥出雲町ホームページ)

【関連情報】奥出雲町三沢地区 トウトウの滝(しまね観光ナビ)

 

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