2016.11.22
皆さんが最初に訪れる奥出雲の神話スポットの1つ、それがここ「稲田神社」です。
稲田神社は、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治の物語のヒロインとして登場する稲田姫(イナタヒメ)を奉る神社です。
稲田姫(イナタヒメ)は、奇稲田姫(クシナダヒメ)として知られ素戔嗚尊の妻となる神です。
足名椎命(アシナヅチ)・手名椎命(テナヅチ)の8人の娘の中で最後に残った娘で、八岐大蛇の生贄にされそうになっていたところを、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が結婚をし、姫の姿を櫛に変えて守りました。そして、素戔嗚尊の髪に挿しこまれ、素戔嗚尊は見事、八岐大蛇を退治する。 ヤマタノオロチを退治した後、スサノオはクシナダヒメと共に住む場所を探して、須賀の地に宮殿を建てた。この件のなかで、稲田姫は登場します。
稲田神社の周辺には、へその緒を竹で切ったと伝えられる「笹の宮(下写真/左)」や、稲田姫の生まれたときに使われた「産湯の池(下写真/右)」が今もなお奉られています。
すぐそばには「そば」の美味しいスポットもあります!「姫のそば ゆかり庵」
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