2016.9.30
福頼・蔵屋棚田コースを過ぎると、世界で唯一操業を続ける日刀保たたらに向かいます。
日本刀の原料となる玉鋼は「たたら」と呼ばれる日本古来から続く製鉄法でしか作り出すことができません。
この玉鋼は、日本刀の原料として使われ、古くから権威の象徴とされてきました。約1400年以上続く、匠の技が息づくこの地を、早朝の朝日とともに望みながら100kmの序盤をクリアしていくこととなります。
また、日刀保たたらエイドに向かう途中、たたら豪族の陰を偲べる農家が見えてきます。奥出雲でも最大級の萱葺き屋根の見事な邸宅を目の前に臨むこのコースは、古き良き時代をきっと想像することが出来るはずです。